NHK 紅白“合戦”よりも「魅力出てくるステージを」採点方式は検討中

 NHKが22日、都内の同局で定例の放送総局長会見を行った。大みそかの「第68回紅白歌合戦」について、昨年、分かりにくいと物議を醸した勝敗の採点方法について番組担当者が質問に応えた。

 担当者は「まさしく今、検討しておりまして。皆さまからご指摘いただきましたので、反省も踏まえて、鋭意検討しているところです」と、分かりやすい採点の仕組みを構築しようとしているとした。

 木田幸紀放送総局長は「紅白歌合戦には“合戦”に大きな意味があるわけではなくて、それぞれの1曲の歌の魅力、あるいは歌手の魅力が十二分に出てくるステージ、放送を現場にはお願いしたいと思っています」と、勝敗以上に歌唱内容の充実を期待していた。

 昨年は視聴者採点と観覧者採点で白組が圧倒していたにもかかわらず、審査員票の大半が紅組に入り、逆転で紅組が勝利。司会の有村架純が「えっ?」とあっけにとられるほどの逆転ぶりだった。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

芸能最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(芸能)

    話題の写真ランキング

    デイリーおすすめアイテム

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス