資格マニアの関テレ林アナ 超難関、社労士試験に合格 6度目挑戦で
カンテレ(関西テレビ)の林弘典アナウンサー(40)が社会保険労務士の試験に合格していたことが20日、分かった。6度目の挑戦で合格率6・8%の難関を突破した。
週末のニュース番組「FNNみんなのニュースWeekend」などを担当する林アナ。ニュースで年金問題に触れる際、現在の知識では十分伝えきれない、と資格取得に向け勉強を開始した。
これまで気象予報士や防災士などの資格を取得してきた“資格マニア”だが、1点足りないために不合格となる苦汁もなめた。受験を決めてから3年間は独学を続け、ここ3年は専門学校に通ってきたという。休日は朝5時に起床し、夜まで勉強。試験直前の夏季休暇中には1日19時間の猛勉強を積み、合格をつかみ取った。
勉強中は資格取得を目指したことを後悔することもあったというが、2012年10月に結婚した同局の中島めぐみアナ(30)が大きな支えとなった。周囲に受験していることを明かしていなかった林アナは、中島アナからの励ましで勉強を続けることができたと振り返り、合格発表も2人で見に行った。
林アナは同局を通じ、「これからは、資格取得の勉強は少しお休みして、妻をサポートするために料理の勉強でもしようかと考えています」と妻に感謝のコメント。今後については「働き方改革などの労働問題、年金問題について、視聴者により深く、わかりやすく伝えていきたい」と語り、情報番組のキャスターにも意欲を見せた。講習などを経て来年、資格を取得する見通しという。