婿殿・東山「魂引き継ぐ」 野際さん最後の「必殺」新春放送へ

 テレビ朝日系の人気時代劇シリーズ「必殺仕事人」の最新作が2018年新春に放送されることが19日、分かった。故・藤田まことさんの仕事人から15年後の2007年に復活し、今作で10周年を迎える。撮影は3月に京都で行われ、6月13日に肺腺がんのため亡くなった野際陽子さん(享年81)の最後のシリーズ出演にもなった。主演の少年隊・東山紀之(51)が、体調不良を隠し撮影に臨んだ義母役・野際さんの役者魂を明かし、シリーズの継承を誓った。

 2007年から義母役の野際さんと共演してきた東山は「寂しくなるなぁ」としみじみとつぶやいた。

 撮影は、野際さんが亡くなる3カ月前、寒い京都で行われた。野際さんの体調が思わしくなく、撮影への参加は微妙な状況だったが、東山は「体力を振り絞って、苦しさをみじんも見せず撮影に臨んでくれた」と振り返り、「プロ根性、女優としての魂を見せていただいていた。そういうものを引き継いでいかないといけない」と表情を引き締めた。

 親子役で共演するなど10代の頃から野際さんと親交が深かった東山。数年前には、東山の妻役で野際さんの娘役の中越典子(37)、TOKIOの松岡昌宏(40)とともに、京都で野際さんの誕生日を祝ったこともあった。野際さんは「東山君とTOKIOの山口君が来てくれた」と名前を間違えていたというが、東山は「松岡のことは最後、覚えてくれたと思う」と懐かしんだ。

 今作では、江戸での自爆テロが描かれる。緊迫のストーリーの中、野際さん演じる姑と東山演じる婿の家庭内でのやりとりは、ドラマの清涼剤的な役割があった。そんな人気シーンも今回で見納め。東山は「必殺シリーズ最高傑作」と仕上がりに胸を張った。

 野際さんの代役や来年以降の放送は未定だが、東山は「一生懸命やって継続させるのが野際さんも喜んでくれる」とシリーズ継続で野際さんの思いに報いるつもりだ。

 なお、今作で女優・黒木瞳(57)、俳優・奥田瑛二(67)もシリーズ初登場する。

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