菅田将暉、ボクサーの役作りで高熱「俳優業以上のことをやっているんだな」

 俳優・菅田将暉(24)が21日、都内で主演映画「あゝ、荒野 後篇」の初日舞台あいさつを行った。

 故寺山修司氏の長編小説が原作で、新宿・歌舞伎町を舞台にもがきながら生きる若者ボクサーの姿を描く青春物語。試合シーンの前には本物のボクサー同様に食事制限にも励んで役作りした菅田だが、無理がたたったのか高熱が出るなど体の不調も出たといい、「風邪とかの症状でなく、体の中からくる高熱でした。俳優業以上のことをやっているんだなと思った」と、秘話を明かした。

 この日は主題歌を担当したロックバンド「BRAHMAN」のTOSHI-LOW(42)がサプライズ登場。急きょリクエストに応じて主題歌を生歌唱した。2人はこの日が初対面で、TOSHI-LOWから「この歌を練習してライブで歌ってくれないか」と言われた菅田が「教えてください」と話すなど意気投合していた。

 また、本作は「第22回釜山国際映画祭」で上映され、高く評価されたばかり。現地入りしていた菅田は「僕のことを知らない人が見てくれる環境は新鮮だった。国や言語が違えど、伝わるものは伝わると感じることができて良かった」と手応えをアピールしていた。

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