市川猿之助 公演中の舞台復帰急浮上 左腕開放骨折「なるべく早く戻る」と決意

 歌舞伎俳優・市川猿之助(41)が9日の公演中に左腕を開放骨折し、休演することになった舞台「スーパー歌舞伎2(セカンド) ワンピース」(11月25日千秋楽)が10日、東京・新橋演舞場で上演され、尾上右近(25)が代役を演じた。9日深夜に1度目の手術を受けた猿之助は、今後も複数回の手術が予定されている重傷だが、共演者には「なるべく早く戻る」と決意を届けており、公演中に復帰するプランも急浮上している。

 「心配をかけて申し訳ない。元気だよ。なるべく早く戻るから、いない間はみんなでがんばって」

 衝撃の事故から一夜明け、代役公演がスタートする直前の楽屋には、この日の朝に関係者が病院で録音した猿之助のメッセージが館内放送で流された。

 開放骨折で皮膚が破れて骨が外に飛び出した状態になった猿之助は、9日夜に左腕を手術。松竹によると、「今後も複数回の手術が必要」で、全治や復帰の見通しは立っていない。ただ、「患部以外は元気」(同関係者)で、公演中に舞台復帰したい意向を示しており、9日夜に見舞った共演の市川門之助(58)にも「早く復帰したい」とベッドの上で訴えたという。

 若手主体の特別マチネ(昼公演)「麦わらの挑戦」で、猿之助は左腕がない設定のシャンクスを演じており、動きもほとんどなく、出演も終盤の1場面だけ。同役で負傷をおしての強行出演の可能性もある。

 松竹は事故後、警察の現場検証の後、衣装が巻き込まれた昇降装置「すっぽん」(『せり』の一種)の電動装置の点検とメンテナンスを行い安全を確認。事故時に猿之助が着ていたハンコックの白い衣装は破損したため、右近は昨年の公演時の衣装で出演した。

 救急搬送される直前、猿之助は周囲に「明日から尾上右近くんが演るので、皆さんよろしくお願いします」と伝えており、重責を背負った右近は、「とにかくみんなで乗り越えます」と決意の言葉とともに劇場入り。演技、アクション、宙乗りも堂々とこなし観客のスタンディングオベーションを誘った。

 「すっぽん」での出入りも演出を変更せずに行われ、心配そうに見守る観客も。ただ、猿之助がけがを負ったカーテンコールでの「すっぽん」での早着替えは、「麦わらの挑戦」の演出にはなく、行われなかった。

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