たけし テレ東朝の生番組に出演、社長「らしさお分かりいただくきっかけに」

 テレビ東京が28日、東京・港区内の同局で定例の社長会見を開いた。ビートたけしが10月2日から6日にかけて、午前7時30分から30分間の生番組「おはよう、たけしですみません。」に出演することについて、小孫茂社長は「テレビ東京らしさをこれまで以上に一層、視聴者の皆さんにお分かりいただけるきっかけになるのではないか」と意図を語った。

 「もしも、たけしがニュース番組をつくるなら」というコンセプトで、デスクの上に並べられた一般紙やスポーツ紙などから、その日に気になるニュースを選ぶ内容とされている。爆笑問題の太田光、浅草キッドの水道橋博士、ますだおかだの岡田圭右と大物芸人が共演する異例の試みで、不測の事態のために、アナウンサーが別室で待機する危機回避策もとられるという。

 たけしのニュース・情報番組はこれまでも経験があり、現在もTBSで「情報7days ニュースキャスター」に出演しているが、朝の生放送となると異例のこと。編成担当の武田康孝常務は「たけしさんの番組に限らず、テレビにとって、もっともっと新しいことができるはずではないかとチャレンジ、トライアルをしていくということをミッションとしてやっております。これまで考えられなかったこともやってみようと。たけしさんを生でやってみようということで編成したところです」と意図を説明した。

 同局は8月26日に、人気深夜番組の「ゴッドタン」をあえてゴールデンタイムで「最初でたぶん最後のゴールデンスペシャル」として放送し、放送批評懇談会から優秀な番組に与えられる「ギャラクシー賞」を受賞。文字通り、池の水を全部抜いて外来種の駆除や在来種の保護を図る「池の水全部抜く大作戦」など、野心的、挑戦的な番組が目立っている。小孫社長はたけしの番組について、「朝、たけしさんにお出ましいただきまして、しかもライブでお話しいただく。何をお話しいただくか、私ごときが何か言うのは失礼なので、あえて申し上げませんが、ハラハラドキドキなのか、ワクワクなのか、朝に向くのかよく分かりませんが、やってみよう精神で今詰めている最中だと思います」と語った。

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