若村麻由美 プライベートは「ひと言では難しい」…結婚、夫と死別

パフォーマンスを披露した(左から)安藤梨乃、大杉光恵、坂田晃一、若村麻由美、坂下忠弘、坂東祐子=東京・池袋の東京芸術劇場
情感たっぷりに朗読する若村麻由美=東京芸術劇場
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 女優の若村麻由美(50)が26日、都内で、朗読と音楽とダンスを融合させたパフォーマンス「ワルツ~カミーユ・クローデルに捧ぐ~」(11月18、19日、静岡県立美術館)の稽古を公開した。「若村麻由美の劇世界」と題して、通常の演劇とは違う世界にチャレンジした若村は「大変勇気のいるものをやってみました」と心境を語った。

 「考える人」などで知られる彫刻家・ロダンの愛人だったカミーユ・クローデルの生涯を描いた作品。本物のロダンの作品が展示されている会場でのパフォーマンスで、若村は平穏な人生を送った「私」の目を通して見た、劇的なカミーユの人生を朗読で聞かせる。

 若村は今年で女優生活30周年。ベテランの域に入りつつあるが「普段いただく仕事とは別のジャンル。体験したことのない世界で、今回はかなり冒険してますね」と刺激を楽しんでいるようだった。

 30年の間には、プライベートでも結婚、夫との死別などさまざまな出来事があったが「ひと言では難しいですね」と表現しきれない様子。ただ、「“まだ途中です”っていう感じですね。まだまだ人生経験を積んでいかないと」とあくまで前向きだった。

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