桂文枝 大阪の「いらっしゃい大使」に就任 知事職スカウトは断る
2枚
落語家の桂文枝(74)が26日、大阪市内で行われた文化・芸能のイベント「大阪文化芸術フェス2017」(10月1~31日、大阪府内各所)の会見に出席し、同席した松井一郎大阪府知事(53)から、大阪をPRする「いらっしゃい大使」に任命された。
同イベントの一環で「上方落語とお能を楽しむ会」(10月21日、岸和田市立浪切ホール)に出演する文枝は「私は東京五輪の文化委員会に出席した際、芸能のコラボレーションをしたいと企画を出したが、まだ返事がない。今回、大阪府知事が文化・芸術のために立ち上がってくれたのは大変うれしい」と話した。
2025年の万国博覧会誘致も目指す松井知事は、文枝の熱意に感激し「文枝さんに『いらっしゃい大使』として大阪を盛り上げていただきたい」と、即興でPR大使の肩書をを作り任命。文枝も「大阪のため、身を粉にして働きます。大阪の顔になります」と引き受けた。
しかし、松井知事に「では、次はぜひ大阪府知事に」と“スカウト”された文枝は「いえいえ、私は松井知事を支えていきたいですから」とやんわり断っていた。