古村比呂、子宮頸がん再発していた トットちゃん出演励みに放射線治療も

 女優の古村比呂が25日、ブログを更新し、今年3月に子宮頸がんが4カ所再発していたことを明かした。すでに抗がん剤、放射線治療を受け、7月下旬には「腫瘍マーカーが正常値となり、今はとても元気になりました」と体調は良好であるとした。

 古村は2011年に最初の子宮頸がんが発覚、翌年に子宮全摘出手術を受けている。古村は10月から始まるテレビ朝日系新ドラマ「トットちゃん」に出演するが、ブログには「撮影前に私にはとても凹む事が起きました」とつづり「それは子宮頸がん再発 発症からちょうど5年目の3月13日 4カ所 再発」と明かした。

 古村にとって「トットちゃん」に出演することは大きな意味を持つ。トットちゃんは、黒柳徹子の自伝的ドラマだが、古村はNHKの連続テレビ小説で、黒柳の母親役を演じた過去があるだけに「とても感慨深いものがあります」ともつづり、なんとしてでも出演したかった様子。

 「トットちゃんに出演するためにも あるがまま~がんを受け入れ、がんと歩む~」と前向きに治療に専念。3月末から「一カ月ちょっと、抗がん剤・放射線治療を受けました」といい、現在は「多くの方々に助けられ、7月下旬には腫瘍マーカーが正常値となり今はとても元気になりました」と、体調も戻ったようだ。

 「もし再発の発見が1カ月遅れていたらドラマ参加は出来なかったと思うと言葉にならない思いがこみ上げてきます」と、感慨無量の様子。「トットちゃん出演を新たなスタートとし、今日の報告とさせて頂きます」と、支えてくれた周囲に感謝していた。

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