山中伸弥教授「28年前に見ていた」タモリとの「Nスペ」共演に喜び

 京都大学iPS細胞研究所所長の山中伸弥教授が25日、東京・渋谷区内のNHKで行われた、自身がタモリと2人で司会を務める「NHKスペシャル『シリーズ人体~神秘の巨大ネットワーク』」(総合、初回9月30日午後9時、2回目は10月1日午後9時、以降は月1回放送)の取材会に出席した。「人体」をテーマにし、タモリが司会を務めたNHKスペシャルは28年前にも「驚異の小宇宙 人体」として放送されており、若かりし日の山中教授も視聴していたという。その現代版、ということで出演を快諾したと明かした。

 今回の出演を打診された際は、「まず、どういう番組か知らなかったので、研究が忙しいですからお受けすることはできないだろうと思っていた」という。ただ、よくよく話を聞き「28年前に行われたものをさらにバージョンアップしたものをつくる」という内容と知った。

 実は28年前は山中教授が整形外科の仕事から研究の分野に転身したころのことで、「わくわくしながらタモリさんの番組を見たことを昨日のことのように覚えております」と当時を思い出した。「もう一度、そういう番組をつくりたいと。自分もぜひ少しでも貢献したいと思って、お受けすることにしました」と出演に至った理由を語った。

 ただ、タモリと2人で司会を務めるとは聞かされていなかったといい、「ふたを開けてみるともう一度タモリさん、ということでラッキーだったと喜んでおります」とまさかの共演だったと振り返った。タモリの方も「ものすごい先生と番組をやれるのが信じられなかった。スタッフも実現できるか分からない、という感じだった」と、夢のキャスティングだったと表現した。

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