小室哲哉 “愛弟子”安室の引退をミラノで知る「何とも言えない寂しさ」

 歌手・安室奈美恵(40)が18年9月16日をもって引退することを発表してから一夜が明けた21日、安室をプロデュースし数多くのヒット曲を生み出した小室哲哉(58)が、惜別の思いを明かした。

 安室を国民的アーティストへと導いた“恩師”は、「これからいよいよブレイクして行くのだなあという瞬間に立ち会えてから20年、あらゆる奇跡を起こし、足跡を残し、そんな姿を誇らしく思い、そして、あと1年で卒業という現実を知る。このプロセスはなかなか味わう事はないでしょう」と2人で歩んだ栄光ロードを回想した。

 小室は仕事で滞在中のイタリア・ミラノで、自身のツイッターを更新した。「奈美恵ちゃんには、最高の日々を過ごしてもらいたいです」と去りゆく歌姫にエール。「正直、仕事で何とも言えない寂しさを感じるのは初めてです」と素直な胸中も吐露。関係者によると、20日の発表を受けて、小室は現地で引退を知ったという。

 安室は1995年10月に発売したソロ3枚目のシングル「Body Feels EXIT」で、小室と初めてタッグを組んだ。自身最多の229万6000枚を売り上げた「CAN YOU CELEBRATE?」を筆頭に、「Don’t wanna cry」など大ヒットを連発したゴールデンコンビ。01年1月発売の19枚目シングル「no more tears」を最後にコンビを解消して、安室は“独り立ち”した。

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