ライセンス藤原一裕 小説家デビューで後輩のピース・又吉に対抗心

 お笑いコンビ・ライセンスの藤原一裕(39)が17日、都内の書店で、デビュー作となる小説「遺産ゲーム」出版記念サイン会を実施した。後輩のピース・又吉直樹(37)が15年に芥川賞を受賞しているだけに、「何らかの賞は欲しいですね」と色気を見せた。

 コント用に完成させながら、披露する機会に恵まれなかった約90本のネタがあり、「何らかの形にしたいと思って」と小説化を決意。14年ごろから出版を目指して書きためていたという。執筆中に又吉が芥川賞を受賞してフィーバーになった際は「後輩の先生ですが、“あいつ何してくれてんねん”と思った」という。

 シリーズ化の計画もある中、印税の使い道については「堅実で申し訳ないんですが、住宅ローンの返済に充てたい。けっこう残っているので…」と現実路線。構想から出版社への持ち込みまですべて自力で行い、所属の吉本興業には、発売決定後の今年3月に報告したが「しっかり(印税は)抜かれます」と明かし、苦笑いした。

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