徹子大喜び“たまねぎカルテット” 本人、本人役、子供時代にアンドロイドも

 女優の黒柳徹子(84)が15日、都内で行われたテレビ朝日系昼の帯ドラマ第2弾「トットちゃん!」(10月2日スタート。月~金曜、後0・30)の制作発表に出席した。この日は原案の黒柳本人に、連ドラ初主演で黒柳を演じる女優・清野菜名(22)、幼少期を演じた子役の豊嶋花(10)、黒柳そっくりのアンドロイド「totto」がそろい踏み。タマネギ頭の4人が集まる不思議な光景に、黒柳は「初めて」と驚きつつ、異色の会話を楽しんだ。

 “トットちゃんカルテット”に黒柳が大喜びした。

 会見の司会者として登場したのは、黒柳の声を操るうり二つの「totto」。黒柳の衣装を着たアンドロイドの進行で、黒柳本人、黒柳が過去に着用したモーツァルト風衣装を身にまとった清野、かわいらしいワンピースの豊嶋が横並びになった。

 4つの“タマネギ頭”集結に黒柳が「初めて」と喜び、トットちゃんの母親役・松下奈緒(32)も「黒柳さんが4名いらっしゃる感じで、興奮しています」と楽しそうだった。

 マシンガントークと無茶ぶりが特徴の本人と、“DNA”を受け継ぐtottoの対話で爆笑も呼んだ。「そっくりね」と話すtottoに、「お上手にしゃべって、びっくりしております」。tottoが「まあ、うれしい。お綺麗ね」とお世辞?を口にすると、「恐れ入ります。ちょっと言葉が乱暴だけど、あなたも派手ね」と返した。また、周囲がどちらに話を振ったのか分からず、黒柳が「向こうが言うのかな」と様子をうかがって、互いに沈黙する場面もあった。

 清野は「(オファーが)信じられなくて、のみ込むのに時間がかかった。タマネギのカツラを合わせて、やっと黒柳さんを演じるんだなとなった」とヘアを通じてスイッチが入ったことを告白。ドラマに出演しない黒柳は「こんな可愛い方にやっていただいて、うれしい」と感激の思いを明かし、戦中戦後を駆け抜けた自身の半生を描いた作品の開始を心待ちにした。

 今作は「徹子の部屋」に続いての放送。黒柳は「(自分の)昔を見ることができるのは滅多にない。とっても楽しみ。笑いが主ですけど、楽しいドラマ。『徹子の部屋』に続いて出てくるトットちゃん。ぜひ見て」と全力でPRしていた。

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