ジャニーズ3人の退所後のテレビは 香取の「スマステ」以外は継続

 元SMAPの稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾の3人が8日付けで長年所属したジャニーズ事務所を退所する。7日までに行われた放送各局の10月期の改編説明会などでは、それぞれのメンバーが出演する番組の今後について説明がなされているが、香取が土曜夜に担当している「SmaSTATION!!」(以後、スマステ)が16年間の歴史に幕を下ろす以外、テレビ番組は基本的には継続する。

 「スマステ」は2001年10月に放送が始まり、16年間継続した。旬なグルメ、映画、雑貨情報を軸に、豪華なゲストとのトークも売りだった。テレビ朝日の赤津一彦編成部長は「テレビ朝日の土曜日の夜をずっと支えていただきまして、大変感謝しております」と改めて感謝した。

 一方、同じテレビ朝日で草なぎ剛が、ユースケ・サンタマリアとのコンビで出演している金曜深夜の「『ぷっ』すま」については継続が決定。1998年10月からの同番組は20年目を迎えることになった。

 こうした番組の終了・継続の判断は「改編につきましては個々の番組で総合的に検討した結果」(赤津編成部長)としていて、「スマステ」終了の理由は午後11時の時間帯で「タイムテーブルの改革」を進めていることが理由とした。

 草なぎがナレーションを担当しているNHK「ブラタモリ」については、同局編成担当者が「草なぎさんのブラタモリのナレーションにつきましては引き続き継続予定でございます」と説明した。

 稲垣がTBSで出演している「ゴロウ・デラックス」は継続。香取の「おじゃMAP!!」(フジテレビ)は継続する。それぞれの局、番組を見ても、対応はさまざまとなっている。

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