ハロー！プロジェクトの７人組アイドルグループ・こぶしファクトリーの小川麗奈（１７）が、グループから卒業し、芸能界を引退することが６日、分かった。ハロプロのオフィシャルホームページで発表した。

　小川は２０１１年にハロプロ研修生となり芸能活動をスタート。１５年１月２日にこぶしファクトリーの結成メンバーとして名を連ねた。同年９月２日にシングル「ドスコイ！ケンキョにダイタン」でＣＤデビューした。

　順調に活動を続けていたが、今年の７月上旬に体調を崩し、「不安神経症」と診断され、活動を休止した。その後も療養しながら経過を見ていたが体調は安定せず、小川本人が「これ以上迷惑をかけられない」と判断。両親や医師とも話し合いを重ね、卒業を決断したという。

　小川はホームページでコメントを発表。「小学５年生から研修生として、そしてこぶしファクトリーとしてデビューしてつらい事、大変な事もたくさんありましたが、メンバーや応援してくださるこぶし組（ファン）との楽しかった思い出ばかりがたくさんあふれてきます」と約６年間の活動を振り返った。

　休養中には自身の人生について考え「新たな夢をみつけられるよう、がんばって勉強していきます」と前向きな気持ちになった。今後は「こぶし組の一員として」グループを応援する意向。「本当に今までありがとうございました。こぶしファクトリー＆こぶし組大好きです」と感謝の思いをつづった。