作詞家・山川啓介さん死去 「時間よ止まれ」「聖母たちのララバイ」遺す

 矢沢永吉の「時間よ止まれ」、岩崎宏美の「聖母(マドンナ)たちのララバイ」、童謡の「北風小僧の寒太郎」などを手掛けた作詞家の山川啓介(やまかわ・けいすけ、本名井手隆夫=いで・たかお)さんが、24日午前7時5分に肺がんのため長野県佐久市内の病院で死去していたことが26日、分かった。72歳だった。葬儀・告別式は近親者のみで営まれた。

 山川さんは長野県出身。普段は自宅のある長野県軽井沢町で暮らしていた。都内に事務所を構えていたが、執筆活動も自宅で行い、仕事のある時だけ上京していた。関係者は「最近までずっと元気に仕事をしていました。でもつい数カ月前に『がんになった』と言っていたが、そのころから姿をみなくなった」と語った。

 岩崎はデイリースポーツに「耳を疑いました。山川さんはヘビースモーカーだったから。それにしても72歳だなんて若すぎます」とコメントを寄せた。昨年10月に自身のコンサートで会ったのが最後で、「たくさんのことを学ばせていただきました。もっともっと私の歌を聴いてほしかったです」と悔やんだ。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

芸能最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(芸能)

    話題の写真ランキング

    デイリーおすすめアイテム

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス