ヒロミ バニラ・エアを「最低」と批判…車椅子男性への対応、規則より大切なもの

 タレントのヒロミが23日、フジテレビ系「ワイドナショー」(前10・00)に出演し、LCCの「バニラ・エア」が車いすの男性に対してとった対応を厳しく批判した。男性は同行者に車いすごと持ち上げてもらって搭乗することを考えていたが職員から「規則違反」と制止。自分の腕の力だけで17段のタラップを上った。

 番組では冒頭で、6月に起こったこの問題を取り上げた。車いすを利用する半身不随の男性が奄美空港から搭乗する際のことで、同行者に車いすごとかついでもらって上がろうとしたが職員から「規則違反」と制止された。そのために男性は自分の腕の力だけで17段のタラップを上った。これについて航空会社への批判や男性へも「クレーマー」との批判があったことを番組で紹介した。バニラ・エアは男性に謝罪し、奄美空港に階段昇降機を導入したこともあわせて紹介した。

 ヒロミは「結局謝ってすぐにやりますってことになったけど俺は最低だと思う」と切り出し、「空港の職員なのか、航空会社なのか。規則でも、(腕で)上がっていくのを見ていられない」と人としての良心を問題にあげた。MCの東野幸治も「タラップをね」と同意した。

 ヒロミは「手で上がって行くのを見てらんないじゃん」と再度訴え、航空会社側が「分かりました。規則ではダメだけど、上げますから。内緒にしてくださいね」というルール違反をなぜできなかったのかを疑問視。「たとえ(会社側から)怒られたとしても、この人にとってはヒーローになれる。別に怒られてもいいんじゃないのか。それでクビにするわけでもないだろうし。なんでそこの規則を重視して、手で上がっていくのをずっと見ていられたのか」と繰り返し問いかけた。

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