秋元康氏プロデュース デジタル声優アイドル「22/7」本格始動

パフォーマンスする22/7の声優たち 
22/7のパフォーマンス=東京・乃木坂 
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 AKB48グループなどの総合プロデュースで知られる作詞家・秋元康氏(59)が手がけるデジタル声優アイドル「22/7(ナナブンノニジュウニ)」が22日、都内でお披露目ライブを開催し、メジャーデビューとアニメ化を発表した。声優ユニット「μ′s(ミューズ)」がNHK紅白歌合戦に出場したアニメ「ラブライブ!」のように、声優の卵たちと二次元のアニメが連動。秋元氏のプロデュースによる異色のアイドルたちが本格始動する。

 “秋元版ラブライブ!”が、ついに動き出した。

 「22/7」は、昨年12月に応募総数1万0325人から選ばれた11人組。“割り切れないグループ”を目指し、円周率にちなんだ名前となった。昨年末に結成され、声優たちがネット動画や朗読劇などで活動する一方、声を吹き込むキャラクターたちが存在する「デジタル声優アイドル」だ。

 この日の初ライブには中心メンバー8人が登場。モーションキャプチャーで動くキャラのライブに加え、声優たちのライブが行われた。9月20日のメジャーデビューが発表されると、全員が顔を覆って号泣。この日、披露したオリジナル曲「僕は存在していなかった」と「地下鉄抵抗主義」などが収録される。

 アニメ化(放送時期は未定)も明かされ、生徒会長役の帆風千春(年齢非公表)は「感動のあまり…せっかくしてくれたメークがぐちゃぐちゃ。これからも私たちの成長を見守ってもらえたらと思います」と泣き笑い。

 リアルとアニメが連動する声優アイドルでは、紅白出場の「μ′s」が有名。相乗効果で支持を集め、東京ドーム公演を成功させるまでの人気を集めた。数々のアイドルを手がけてきたプロデューサーの秋元氏が、今後、どのような一手を打ち出すのか注目される。

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