吉川晃司 声帯ポリープ手術へ 武道館ライブでファンに報告「心配ご無用」

 歌手・吉川晃司(51)が、喉のポリープ除去手術を受けることが21日、分かった。東京・日本武道館ライブでファンに明らかにした。手術時期は全国ツアーを終えた9月以降、仕事の調整がつき次第となる。1984年のデビュー以降、喉の手術は初めて。

 アンコールの冒頭で吉川が切り出した。

 「昨年、声帯に結節ができて。ごまかしながらやっていた。それが完全にポリープになって。主治医の先生と相談して1度切ろうと」

 突然の報告に、会場からは「ええっ!」と驚きの声が起こった。

 関係者によると、吉川は昨年春、風邪をおして歌唱し、喉を痛めた。以後、一部の音域の声がかすれて伸びなくなったという。吉川いわく「ピアノで例えると4個か5個の鍵盤が壊れている」という状態。何とかコントロールしながら歌ってきたものの、元に戻らないため、今週、専門医の診察を受け「左側声帯ポリープ」と診断された。

 手術で完治するが、術後1カ月は発声禁止で、個人差はあるものの、本来の歌唱を取り戻すには6カ月を要するという。人気者の吉川は9月のツアー終了後もフェス出演や仕事のオファーも多く、調整がつき次第、手術を受ける。そのため、来年の夏のツアーは未定。レギュラーのFMラジオやNHKBSプレミアムの科学番組も、手術時期が決まり次第、対応を協議する。

 吉川はこの日のライブも「ごまかして歌っていた」と明かしたが、患部の不安を感じさせることなく「ラ・ヴィアンローズ」など23曲を熱唱。ファンに対しては「心配ご無用」と言い切り、術後の完全復活を約束した。

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