細川たかし特需でRGウハウハ 最初は「クビ」から一転寵愛…ディナーショー出演も?

 演歌歌手・細川たかし(67)の個性的な髪型モノマネで話題のレイザーラモンRG(43)が11日、都内で行われた、本家・細川の新曲「縁結び祝い唄/人生夢将棋」発表イベントに登場した。

 細川公認のそっくりキャラ「こぶしたかし」として大ブレーク中のRGは「仕事は30倍、ウケは200倍になってます」と“たかし特需”にウハウハ。こぶしたかし以外の仕事はしていないほどの盛況ぶりで、細川本人も「お前、俺で食ってるのか!?」と爆笑していた。

 本人の前でRGが、“細川あるある”を何度も熱唱した。細川の「早く言えよ!!」の合いの手を受けながら「浪花節だよ人生は」「北酒場」などのリズムで「アイス買いがち~」「ピザ食べれない~」とドヤ顔。前日に本家・細川自らがバリカンで刈ったという、奇抜過ぎる髪型が汗でキラめいていた。

 昨年9月25日に細川が北海道・増毛町(ましけちょう)でのイベントで増毛疑惑を否定。薄毛に悩む男性たちの聖地で頭皮に根を張った“たかしヘア”を強調し、以降、バラエティーにも積極的に出演するようになった。

 RGは昨年11月ごろから少しずつ便乗。関西ローカルで細川芸を解禁していたが、今年4月にフジテレビ系「ダウンタウンなう」で本人に知られてしまい、事態は急変した。

 当時、細川は「あいつはクビだ」と激怒。RGの芸人生命も終わったかに思えたが、すぐに「なじんでいった。たいしたもんだ」と細川も公認し、現在ではこぶしたかしの名を授かるほどの寵愛(ちょうあい)ぶりだ。RGは新曲「縁結び祝い唄」のMVにも出演している。

 10日には、RGが仕事5本、細川が2本と“師匠超え”の盛況ぶり。仕事量30倍増の特需で、RGは「今はこぶしたかし以外の仕事をしていない」と専業化しているという。

 年末のNHK紅白歌合戦への意欲を聞かれると、隣の細川に「俺が昨年、卒業したのにお前が出たら、おかしいだろ!!俺のショーに出たらいいじゃない。あるある言ってよ」とオファーされていた。

 細川がこれほどまでに注目を集めるきっかけになったのは、昨年9月、北海道・増毛町(ましけちょう)での“ヅラ疑惑”否定会見だった。

 新曲「北海無法松」の歌詞に増毛が登場することから薄毛に悩む男性の“聖地”となっている同所でイベントにゲスト出演。公演後の会見で「私にもカツラ疑惑があったけど」と自ら生え際を指さして疑惑を否定し、「私は大丈夫」とニヤリ。独特のヘアスタイルは額の生え際に合わせてバリカンでサイドをそり上げているという。

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