藤井四段、31勝目…初黒星後2連勝 加古川青流戦ベスト8入り

若手棋士の登竜門「加古川青流戦」2回戦で初手を放つ藤井聡太四段(左)=関西将棋会館(撮影・大山伸一郎)
都成竜馬四段と対局を行う藤井聡太四段(奥)=大阪・関西将棋会館
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 昨年12月のデビュー以降無敗で「29」連勝を達成し、連勝記録を更新した中学3年生の最年少棋士・藤井聡太四段(14)が11日、関西将棋会館で加古川青流戦の対局に臨み、都成竜馬四段(27)を破り、加古川青流戦でのベスト8入りを決めた。初黒星後、2連勝とした。

 同棋戦は持ち時間各1時間の早指し。午後2時に対局が開始されると後手の藤井四段は普段通りお茶をすすってから初手を指した。都成四段とは、公式戦でこれまで2度対局し、いずれも完勝してきた。本局では、都成四段が中飛車を採用。藤井四段が居飛車で対抗する形になったが、46手目で藤井四段も飛車を振り、相中飛車となった。双方が持ち時間を使い切り、1分将棋となってからも、解説陣でも形勢判断が分かれる攻防が続いた。

 藤井四段は6月26日には、デビュー以来無敗で、歴代連勝記録を塗り替える快挙を成し遂げた。30連勝の大台の期待が掛かった2日の竜王戦本戦2回戦で佐々木勇気五段(22)に敗れ、連勝記録を「29」でストップした。その後、6日の順位戦では勝利を収めていた。

 次回は21日に上州YAMADAチャレンジ杯で対局する。

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