平井堅「マジメに生きてきて良かった」 富士山バックに4年ぶりの野外ライブ

 20年目を迎えたコンセプトライブ「Ken’s Bar」で熱唱する平井堅
 富士山をバックにした屋外ステージ=山梨・河口湖ステラシアター
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 歌手・平井堅(45)が8日、山梨・河口湖ステラシアターで、音楽とお酒を楽しむことをコンセプトにした恒例の大人のためのライブ「Ken’s Bar」を行った。1998年の初演から20年目。4年ぶりの野外ライブでは、富士山をバックに、自身のヒット曲にジャスティン・ビーバー(23)などのカバーを織り交ぜて17曲を熱唱。3000人のファンを酔わせた。

 “店主”平井が「リラックスした雰囲気でライブを楽しんでほしい」という思いで、デビュー4年目に開店させた「Ken’s Bar」。ブレーク前の98年5月、東京・大久保のライブハウスでの初演は、客数はわずか50人だった。平井の人気上昇とともに「-Bar」の規模も、日本武道館、大阪城ホール、東京ドームと、どんどん大型店に。ニューヨーク、台湾での海外公演もこなした。

 20年の節目を迎えたこの日は通算128公演目。涼しげな浴衣姿で登場した。梅雨時ながら晴れ渡った空には、雄大な霊峰富士が映え、「品行方正な芸能人なので天候に恵まれました。これがあの方なら…マジメに生きてきて良かった!!」と胸を張った。

 カバー曲を歌うことも「-Bar」のセールスポイントで、ジャスティン・ビーバーの「Love Yourself」や、三重県出身の同郷である西野カナの「君が好き」などを熱唱。ベストアルバム「歌バカ2」(12日発売)の収録曲「魔法って言っていいかな?」の歌唱中には、メモリアルステージを祝うように花火200発が打ち上がった。

 20年間欠かさず続けたライフワークに、「何だかんだ働いてきたな。頑張り屋さん!!ファンの方に助けられてます」と感慨深げ。次なる“出店場所”を「神社とか歴史のあるところでもトライしてみたいですね。『ここでやってほしい』というのを、募るのもいいかも」と探していた。

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