小池百合子代表、藤井聡太四段の敗戦の知らせに「あー」と残念そうな声

 東京都議会選挙の投開票が2日に行われ、小池百合子都知事が代表を務める都民ファーストの会が第一党となることが濃厚になった。都内に設けられた同会の開票センターで開票状況を見守った小池代表は、同日に行われた将棋の藤井聡太四段の敗戦の知らせに「あー」と声を上げる一幕もあった。

 午後8時2分には、最初に当選確実となった候補者の名前に、イメージカラーの緑色のバラをつけるなど、余裕を持って自身の戦況を見つめていた。報道陣に対して「忙しいね。藤井四段のやつ(報道)もあるから」と声をかける場面もあり、敗戦の一方が届くと、「あー、うーん」と残念そうな声を漏らしていた。

 午後10時ごろには、実質的な勝利会見ともいえる総括を行った。「今回の都議会選挙。第一党の座を確保することができました。古い議会を新しく、を標榜さえていただきまして、新人候補、そして都議会、区議会などを経験した議員などなど、さまざまなあたらしい顔ぶれて戦わせていただきました。都民の皆さま方から改革への姿勢、東京大改革への期待を受けての結果だと思っております」と語った。

 国会運営やスキャンダルなどで自民党に逆風が吹いたのでは、という点については「都議会の結果をごらんになって、どうお考えになるのか、どう総点検されるのか、それは自民党のお考えだと思っています」と語るにとどめた。

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