藤井四段、節目の対局では?20連勝目は薄氷の勝利

 歴代最多の公式戦29連勝を記録した最年少プロ棋士・藤井聡太四段(14)に最大の危機が訪れた。藤井四段は30連勝を懸け、2日、東京・将棋会館で竜王戦決勝トーナメント2回戦に臨むが、相手の佐々木勇気五段(22)は、これまでで最強クラスの実力者。羽生善治三冠(46)や渡辺明竜王(33)を公式戦で破ったこともあり、藤井も昨年の非公式戦で敗れている。打倒・藤井へ向け、佐々木五段は「周りの雰囲気にはのまれずに、連勝を止める気で臨みます」と闘志を燃やしている。

 藤井四段は、節目となる勝利では、3月に行われた棋王戦予選で大橋貴洸四段を下し、10連勝を達成。「デビューからの最多連勝記録」で松本佳介(よしゆき)六段(45)らと並んだ。

 6月に行われた棋王戦予選決勝での20連勝をかけた対局では、澤田真吾六段(25)に最終盤まで苦戦。局後に「僥倖(ぎょうこう)としか言いようがない」と振り返るほど、薄氷を踏むような戦いだった。

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