生田斗真×菅田将暉で舞台初タッグ 世界的戯曲コメディー、漫才ばり掛け合い  

 俳優の生田斗真(32)と菅田将暉(24)が舞台「ローゼンクランツとギルデンスターンは死んだ」(10月30日~11月26日、東京・世田谷パブリックシアター)で初共演することが15日、分かった。シェイクスピアの悲劇「ハムレット」のスピンオフ戯曲。ローゼンクランツ役の主演・生田とギルデンスターン役の菅田が、漫才コンビのような掛け合いを展開する。初タッグでブラックユーモアを交えた世界的戯曲のコメディーに挑む。

 実力派俳優の2人が“ロズ・ギル”タッグで笑いを連発する。

 作品は、本家「ハムレット」の最後に「ローゼンクランツとギルデンスターンは死んだ…」と一行で片付けられた脇役2人組「ロズとギル」を主人公にした傑作戯曲。

 正気を失ったとされるデンマーク王子・ハムレットの学友として真偽を調べる旅に出る2人を描く。死に向かう2人が繰り広げ る滑稽でテンポあるやり取りで、次々と笑いを届けていく。

 お互いがボケとツッコミを入れ替わりつつ放つ。生田は菅田との初タッグに「役柄上、2人で一緒にいる時間が圧倒的に多いのですが、『気持ちよくやれそう!』という予感があり、ずっと楽しみにしてきました」と期待する。翻訳劇は13年の舞台「かもめ」以来となるが、「菅田君と一緒に、まずは自分たちも楽しく演じることを大事にしたい」と肩の力は抜けている。

 一方、菅田は14年の「ロミオとジュリエット」以来、3年ぶりの舞台出演。「鼻フェチ」であることを明かした菅田は、「生田さんの鼻スジや横顔って本当にキレイ。一番間近でキレイな横顔を見られて、独り占め!楽しみです」と共演を楽しみにしていた。

 ほかに、俳優・林遣都(26)、小野武彦(74)らも出演する。

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