「ユアタイム」のモーリー氏が大麻「結構吸った」と告白…合法化訴える
ハーバード大出身のジャーナリストで、フジテレビの報道情報番組「ユアタイム」にレギュラー出演するモーリー・ロバートソン氏(58)が11日、フジテレビ系「ワイドナショー」に出演し、大麻吸引の過去を告白した。
モーリー氏はショーンKが経歴詐称で「ユアタイム」を降板後、急きょ、コメンテーターとして新加入。米大統領選を現地取材するなど、歯に衣着せぬ発言や過激な発言でも存在感を放っている。
この日の「ワイドナ」では、タレント・田中聖の大麻所持容疑で現行犯逮捕され、処分保留で釈放された事案を取り上げた際、ロバートソンが大麻に関する持論を展開。日本での大麻合法化を推進する立場を明らかにした上で、「合法化の議論を、日本のメディアとか、きちんと議論する時期に来ている」とコメントした。
MCの東野幸治から「モーリーさん、アメリカで大麻吸ったことあるんですか?」と吸引の有無を問われると、最初は「あ、あー…どれぐらい?って話ですか?」と口ごもり、「あー、ありますよ。結構吸った。だけど、合わない」とあっさり認めた。
大麻合法化については、日米の現状に触れ、「アメリカの人口の過半数は医療大麻の合法化の州に住んでいる。向こう(米国)とこっちで暮らしている人は、向こうで良かったものが国境を越えた瞬間に、普通だったものが急にダメということになる、法の齟齬(そご)がある」と主張。
さらに米国で合法化に至る経緯を説明し、「アメリカは60年代にコカインも大麻もヘロインも全部同じぐらいに危険な薬物となっていた。そのうち、大麻はタバコやアルコールよりも害が低いという共通認識になっている。せめて、日本も議論しないと」と持論を展開した。