松方さんは最後まで「役者やりたい」と…里見浩太朗が明かす

 1月21日に脳リンパ腫のため74歳で亡くなった俳優の松方弘樹さんを追悼する「松方弘樹さんを偲ぶ会」が6日、都内で営まれた。

 東映での松方さんの先輩に当たる俳優・里見浩太朗(80)は「感情豊かな青年。死ぬまで青年だったかもしれませんね」と思いをはせた。先輩ながら、松方さんには一目おいていたようで「仕事はヒロちゃんの方がいい仕事してたし、私生活でも彼の方が“先輩”。ずっとアニキだよ」と笑った。

 松方さんと最後に会話をしたのは昨年初め頃。「『柳生武芸帳』をやりたいけど、(徳川)家光をやってほしい」と依頼されたという。「それで『お前の話を聞いてると、もうプロデューサーみたいだな。そっちをやれば』と言ったら『いや、役者をやりたい』って言ってましたね」と明かした。

 その後、松方さんは体調を崩し入院。里見は手を尽くして病院を調べ、会おうとしたが結局かなわなかったという。「会いたかったですね。本当に残念。会って『先輩』ってニヤッとしてほしかった」と唇をかんだ。

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