Anna、初めて作った曲がNHKドラマ主題歌に 舘ひろし&LiLiCoも驚がく

 シンガー・ソングライターのAnna(アンナ=17)が5日、都内で、5月31日にリリースしたデビューシングル「ひとりの世界」の発売記念イベントを行った。

 Annaは17歳の現役女子高生で、ロシア人の母と日本人の父とのハーフという異色の存在。ミステリアスな雰囲気のルックスもさることながら、歌手としてのポテンシャルが高く、舘ひろし(67)と神田正輝(66)がダブル主演するNHK-BSプレミアムのドラマ「クロスロード-声なきに聞き 形なきに見よ-」(日曜、後10・00)の主題歌にいきなり抜てきされた。

 実は「ひとりの-」は、Annaが15歳の時に作った初めて曲だという。「中学の授業で『メロディーを作ってみよう』というのがあって、ちょうどギターを始めた時期だったので、先生に『曲を作っていいですか』って言って作ったんです」と説明すると、激励に駆けつけていた舘は「ホントに?初めての曲なの」と驚くばかりだった。

 早熟な才能の原点は、中学時代に遭った壮絶ないじめだった。あまりの激しさに、一時的に記憶を失い入院。その時に、母からギターをプレゼントされ、音楽で心をいやしたという。「悲しい時に歌を作って元気になりました。悲しい思いをしている人にわたしの歌が少しでも力になればと思います」と歌への揺るぎない思いを語った。

 今後については「もっと歌を作って、東京ドームとかでライブをしたい。たくさんの人と一緒に歌いたい」と夢を膨らませた。この日は「ひとりの-」「自由という名の檻」「大好きでした。」の3曲を披露。同世代の心境を歌っているが、イベントの司会を務めたLiLiCo(46)は「約30歳違うんですが、わたしでも『いいな』と思える曲を作る17歳はなかなかいないですよ」と素直に感激していた。

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