NHK「おげんさんといっしょ」反響は「紅白」級 担当者も驚く

 NHKの放送総局長会見が24日、同局内で行われた。4日に放送された、星野源の冠音楽番組「おげんさんといっしょ」が話題となったことを受け、同局のデジタル担当者は「紅白歌合戦並の反応があった」と振り返った。

 星野がある一家の「お母さん」である「おげんさん」に扮して、自身が歌い、踊り、好きなアーティストについて語った番組。高畑充希が「お父さん」、藤井隆が「長女」、細野晴臣が「長男」という性別や年代を無視した設定や、音楽に関係ないトークもする“緩さ”も話題になっていた。午後10時50分からの1時間番組で、視聴率は3・8%(ビデオリサーチ日報調べ、関東地区)と、同時間帯と比べてとりわけ高いわけではないが、ネット上の反響が特に大きかった。

 デジタル担当者は、「公式ツイッター等で事前に星野源さんの動画などを配信しまして、放送前からツイッター等で盛り上がっていた。放送中もかなりリツイートで相当拡散されました」と振り返った。体感的な反響の印象として、「紅白歌合戦並といっていいんじゃないかというぐらいの、ツイッター上での大きな反応があった。(放送)時間とか1回きりの番組という意味では大きかったと思います」と話した。

 番組ではツイッターの公式アカウントを開設し、4月24日に最初の投稿をした。同局の広報局によると、放送翌々日の5月6日の時点でフォロワー数は12万あまりになったという(5月24日、午後5時過ぎの時点でもフォロワー数は約12万4000)。21件の投稿を行い、平均リツイート数は9500件だった。

 広報局は「NHKの公式ツイッターアカウントの数は152ありますが、フォロワー数は、10番目の多さとなります。単体の1回限りの番組としては異例の数字です」と説明。放送中の1分あたりの平均ツイート数で見ると約2000で、この点に限れば、昨年大みそかの「第67回紅白歌合戦」の3倍以上だったとした。

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