iKON 史上最速デビュー1年9カ月でドーム公演
BIGBANGの弟分となる韓国の男性7人組グループ「iKON(アイコン)」が20日、大阪・京セラドームで初のドーム公演を開催した。海外アーティストが、母国でのデビューから1年9カ月で日本のドーム公演を行うのは史上最速。日本デビューからもわずか1年4カ月で、3年半かかったBIGBANGを超えた。
いきなり全開だった。冒頭から新曲「BLING BLING」(8月16日発売のミニアルバム収録)を初披露。12本の火柱が立ち上るド派手な演出で、ファン4万人を引き込んだ。約50メートルのステージとアリーナに張り巡らせた花道を駆け回り、“兄貴分”からの「ステージを大きく使え」のアドバイスを体現した。
14年11月から15年1月にはBIGBANGの5大ドームツアーでオープニングアクトを務めたが、単独公演は景色が違った。ボーカルのジュネ(20)は「僕たちはイケメンじゃないから実力で勝負するしかない。四面楚歌になるから。満足したら、そこで試合終了です」と、上達した日本語で前を見つめた。
今回は6月17日の埼玉・メットライフドームとの2公演。最年長のジナン(23)は「ドームがあるところには全部行きたい」と“完全制覇”を誓った。