ブルコメのジャッキー吉川、くも膜下出血を明かす
「ブルー・シャトウ」の大ヒットで知られるグループサウンズ「ジャッキー吉川とブルー・コメッツ」のジャッキー吉川(78)、高橋健二(78)、小田啓義(77)、三原綱木(71)が19日放送のテレビ朝日系「徹子の部屋」で同番組初登場を果たし、吉川がくも膜下出血の闘病生活を打ち明けた。
吉川は「ちょっとした不注意でもってねえ、(脳の血管が)切れちゃってね、2カ所、くも膜下出血で。それで、歩けないんですよ。わかんなくて、お酒飲んでたんですよ。そしたら歩けなくなっちゃって。それで車いすで半年。もう太鼓たたけないんですよ」と、突然の病を得た時のことを振り返った。
メンバーは「もうダメだと思った。もうできないと思ったんですよ」(小田)「そん時はもう、ブルー・コメッツはもうダメだなあと、もう絶対無理と思った」(三原)と、ブルコメの終焉(しゅうえん)を覚悟したというが、吉川は復帰に向けてリハビリを開始する。
吉川は「やっぱり運動がまずなんですよ。つえついて、歩いて。それからつえを外して、それからスロージョギングに入って。わりとそれで戻って。もうリハビリきつかったですよ」「僕、右手だけでたたいてたんですよ。スティック持って。(左手が)使えないんですよ。毎日寝る前に(左手の)リハビリ」と、リハビリ生活を振り返った。小田によれば、吉川は「その代わり大好きなお酒、一切やめた」という。
現在は完全復活し、ステージでハイスピードのドラムソロも披露。三原は「今いちばん元気なのはジャッキー吉川ですよ」と感嘆していた。