キタサンブラック稼ぎ頭だが…北島三郎に北山たけし「歌の世界に戻って」

 歌手の北山たけし(43)が8日、都内で最新曲「霧笛の酒場」のヒット御礼イベントを行い、師匠で義父でもある北島三郎(80)に「こっち(歌の世界)に戻ってきてほしい」と本音?を漏らした。サブちゃんの所有馬・キタサンブラックは4月30日に春の天皇賞を連覇。10月の仏・凱旋門賞への出走が注目されており、北山は北島が封印している「まつり」を「もう一度、競馬場で聞きたい」とも語るなど、揺れる思いを吐露した。

 北山にとってサブちゃんの喜びは自身の喜びでもある。師匠であると同時に義父でもあるだけに、サブちゃんの所有馬・キタサンブラックがG1レースに勝つことは、北島ファミリー全体の喜び。ブラックがレースに臨む前のルーティンも師匠ともどもに行ってきただけに「天皇賞2連覇ですよ。改めてすごいです。事務所1番の稼ぎ頭です」と敬意を表した。

 喜びと同時に北山には複雑な思いもあるのだろう。天皇賞連覇をしたことで、サブちゃんとブラックには大きな期待が寄せられている。10月に行われるフランスの凱旋門賞にブラックが出走するのか?1日に登録してからは、競馬界はおろかスポーツマスコミの注目の的に。それだけに思わず、さみしさも交じった言葉が口をつく。「師匠は馬の方に入れ込んでいますが、こっち(歌の世界)に戻ってきてほしいです。ブラックはレコード(新記録)を出しましたが、(師匠は)レコード出すのはオレの仕事と言ってますから」。

 複雑な心情も吐露した一方、「もう一度、“まつり”を競馬場で聞きたいんです」とも。それが有馬なのか、凱旋門賞なのか-。北山の思いは募るばかりだ。

 北山は最新曲「霧笛の酒場」で初めてムード歌謡に挑戦。イベントでも同曲などを熱唱。来年はデビュー15年。北山は「ブラックにおんぶにだっこだけじゃなく、歌で事務所の柱の1本になりたい」。師匠が歌の世界に戻るよう、力強く誓った。

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