梅宮辰夫 40歳前に肺がんになり「早死に」覚悟 家族と過ごす時間を増やした
俳優の梅宮辰夫(79)が30日、北九州市内で行われた、40歳を祝うイベント「北九州市合同同窓会 二度目の成人式」にゲスト出演し、40歳を前にしたころに「俺はがんで死ぬ」と思ったことを告白した。
同イベントは、2017年度に40歳を迎える北九州ゆかりの男女が集まり、「これまでの40年間を振り返るとともに、今後の40年の生き方を見つめ直すことで、互いの関係を深め合う」(2度目の成人式実行委員会)ことを趣旨に開催。今年が初開催で、主催者によると、この日は40歳を中心に1100人が集まった。
梅宮は北九州には「魚釣りで、年4、5回くらい訪れる。空港から釣り場へ行くだけだけど。そこはよく釣れるんです」と、北九州との意外な繋がりを明かした。40歳を迎えた人々を前に梅宮は自身の30代から40代について「(代表作の)映画『不良番長』シリーズをやっていた。4年間で16本に出演した」「ハリウッドのスターが俺たちの目標だった」などと振り返った。
また、梅宮は40歳前ころ「実は病気をしましてね。肺がんになったんです。で、俺はがんで死ぬな、早死にするなと思った」ことを明かした。
そのため、家族と過ごす時間に気を配り、「なるべく1分1秒でも家族と一緒にいようと。(それで)ものすごく生活がまじめになった。酒もやめ、飲みにもいかない。仕事が終わったらまっすぐうちに帰る。おかげで友達がいなくなったね(笑)。うちでは家族のために料理つくって、あとは仕事に行ってお金を稼ぐだけ。ものすごいまじめになった」と語った。
同イベントには、お笑いトリオのロバートと出席した。