R-1連覇のなだぎ武、金髪キャラ脱却悩み円形脱毛症の過去

 R-1ぐらんぷり2連覇の芸人・なだき武が13日深夜にテレビ東京系で放送された「じっくり聞いタロウ~スター近況報告~」(木曜深夜0・12)のテレビから消えた“ワケあり”転落芸人SPの回に出演。ディランというコントのキャラクターの呪縛に苦しんだ日々を語った。

 海外ドラマの『ビバリーヒルズ青春白書』のキャラクターを演じて大ブレイクした、なだぎを見た歌手の華原朋美は「自転車乗って、友近さんと付き合ってた人ですよね?」と、触れてもいいかギリギリの発言。出演者が大爆笑する中、なだぎは「まあまあ、そういう時期もありました」と苦笑いしながら答えていた。

 「めっちゃ忙しかったん違います?ディランの仕事から何から」と次長課長の河本準一が質問すると、なだぎは「その一年間はディランしかやっていなかった」と話し、さらに河本はMAX月収をきくと「R-1の賞金とかもあったんで…。800万ぐらいじゃないですか」と告白。華原が1カ月で800万という金額に驚くと、河本は「チャリ乗って800万円」と茶化していた。

 さらにR-1グランプリで優勝してからは、番組で求められるのは、なだぎ武本人ではなく常にディランという現実に苦しんだ過去を話し始めた。

 「その時期に結構クイズ番組とか増えてて」と、ディランの格好で出演するものの、番組サイドからは「(番組の演出から)答える時は真面目に答えてくれと言われたんですよね」と、ディランの格好をしながらもキャラを演じるのも禁止されたこともあったといい、どうふるまえばいいのか混乱した時期もあった。更にはディランのイメージから脱却するために悩み過ぎて、円形脱毛症になったことも告白していた。

 なだぎは2007年、2008年のR-1ぐらんぷりで優勝し、史上初の2連覇を成し遂げた。2009年に演出家の宮本亜門から、自身が演出する舞台「ドロウジー・シャペロン」にオファーされ、それをきっかけに、最近は、舞台俳優としても活動している。

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