美空ひばりさん生誕80周年公演にきゃりー、AKBら22組

 昭和を代表する国民的歌手・美空ひばりさん(享年52)の、生誕80周年を記念したチャリティーコンサート「だいじょうぶよ、日本!ふたたび」が5日、東京ドームで開催され、五木ひろし(69)、さだまさし(64)、坂本冬美(50)、氷川きよし(39)、きゃりーぱみゅぱみゅ(24)、AKB48ら22組が出演した。

 幕開けはきゃりー。近代的なテクノサウンドに合わせたダンスで魅了すると、ひばりさんの幼少時代の写真がスクリーンに映し出され、12歳のときに歌った「悲しき口笛」をAKBの横山由依(24)、渡辺麻友(23)ら“ひばり選抜”32人で披露した。

 坂本は、ひばりさんが愛用していた青の帯を巻き、「ひばりの佐渡情話」を熱唱。「ひばりさんにギューッと抱きしめられてる気持ちでした」と話し、「悲しい酒」を熱唱したさだは「僕らにとって生きた神話。素晴らしいシンガーで、ああいう人はもう出てこない」と畏敬の念を向けた。

 ひばりさんの生涯をたどる映像に合わせ、蘇った色あせぬ名曲の数々。「川の流れのように」など2曲は全員で合唱した。

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