３日にスタートしたＮＨＫ連続テレビ小説「ひよっこ」の初回視聴率が１９・５％だったことが４日、分かった。初回に２０％を割ったのは２０１２年「純と愛」の１９・８％以来９作ぶりとなる。

　「ひよっこ」は有村架純演じる主人公が茨城県から東京に集団就職し、さまざまな経験を積んでいく物語。架空の人物を主人公としたのは２０１５年の「まれ」以来となる。

　前作の「べっぴんさん」は初回は２１・６％、最高平均世帯視聴率は２２・５％、期間平均は２０・３％だった。関西地区は１９・７％だった。

　制作統括の菓子浩氏は「岡田恵和さんの繊細な脚本、有村架純さんら多彩なキャスト、宮川彬良さんの力強い音楽、増田明美さんのさわやかな語り、と見所も盛りだくさんです。桑田佳祐さんの主題歌『若い広場』から始まる１５分間、笑って泣けて元気になれる、あったかい物語をお届けします。半年間、どうぞよろしくおねがいします」とのコメントを発表した。（数字はビデオリサーチ日報調べ　関東地区）