北島三郎、ファイティング原田氏応援でのどつぶしかけた過去
歌手・北島三郎(80)が28日、都内のホテルで行われた元ボクシング世界チャンピオン・ファイティング原田こと原田政彦氏(73)の旭日小綬章記念パーティーに発起人の1人として出席した。
北島は格闘技、特にボクシングが大好きで、原田氏とは現役時代から親交があった。実は原田氏が初めて世界チャンピオンになった1962年に北島も歌手デビュー。世界は違えど、ともに戦後そして高度成長期の日本を、その活躍で支えてきた。
この日は、まだ昨年手術した頸椎(けいつい)の状態が万全でないため、発起人の歌手代表あいさつを五木ひろしに譲った。だが「試合を見に行き大声を出し過ぎて、次の日に歌えなくなりそうだった」と原田氏の試合の思い出を語り、その戦いぶりには「試合開始から駆け引きなしでとにかく前に行く。そんな姿に元気をもらった。彼のボクシング人生は、まさにレジェンドですね」とたたえていた。