山本裕典の契約解除は「仕事に対する努力がない」に抵触 弁護士明かす

 弁護士の佐藤大和氏が27日、フジテレビ系「バイキング」で、21日付けで所属事務所から契約を解除された俳優・山本裕典について、自身が担当弁護士だったことを明かし、解除の理由について「仕事に対する努力がないと認められるとき」という項目に触れたことを認めた。

 番組では、佐藤弁護士自身が山本の所属事務所の弁護士で、契約解除問題を担当したことを公表。「もちろん守秘義務はあるが、事務所社長や山本本人から積極的な承諾を得られましたので。誤解されている部分もあるので」と、出演者たちからの質問に答えた。

 佐藤弁護士は今回の経緯について「(事務所)社長として悩まれた。優しい社長ですので、すごく考えて。でも今までの行動の積み重ねで仕事の影響や、他のタレントさんの模範にならなければいけない、そういったことの影響が大きかった」と、数年間で何度かあった女性スキャンダルなどの影響は否定しなかった。

 だが東国原英夫からは「数年間で2、3回、独身で、女性と付き合った、写真撮られた…それで契約基準に違反する…。どんな契約基準なんですか」と、釈然としないことを質問。

 佐藤弁護士は「仕事に対する努力がないと認められるときという項目があるんです」と説明すると、MCの坂上忍は「努力が足りない?マジで?」と驚いた表情。そして「どうしても(両者の)関係性の問題だと思う」と、事務所側と山本の間に信頼関係があれば、「努力がない」という基準に違反することはないのではと意見。

 佐藤弁護士は「仰るとおり。事務所社長は守って行きたいと思ったが、信頼関係がお互いなくなってしまったのが大きな決定打だった」と振り返り、「プライベートで何をしようと自由、女の子と遊ぼうが自由です。でもそれを写真に撮られると、CM、ドラマに影響与えてしまう。そこが一番のポイントだった」と、仕事に影響があったことを強調。

 一部で報じられたバー経営の副業については「1回も話題になったことはない」と、問題はなかったと訴えた。

 所属事務所社長と山本は最後には握手も交わしていたといい「(山本)本人も納得している」と話し、山本の今後についても「おそらく、明るい話ができるんじゃないか」と、近々何らかの動きがあることを匂わせていた。

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