華原朋美 ドイツ馬術短期留学へ 東京五輪目指す選手合宿に“特別枠”参加

 購入した愛馬「クラシック」を披露した華原朋美(切り込み写真)国際馬術大会に出場で華麗な演技をみせる=静岡・掛川のつま恋乗馬倶楽部
 国際馬術大会に出場した華原朋美=静岡・掛川のつま恋乗馬倶楽部
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 歌手の華原朋美(42)が馬術のレベルアップのため、8月下旬にドイツへ短期留学することが26日、分かった。五輪出場を目指す若手有望選手の合宿に、“特別枠”で参加し技術を磨く。予定していたライブツアーの日程を調整するなど、所属事務所もバックアップ。この日は静岡・つま恋乗馬倶楽部で、国際大会「国際馬術 掛川2017」に初出場したが、目標としていた表彰台を逃したが、「世界の壁は高いと味わいたい」と新たな挑戦に張り切っている。

 “白馬の歌姫”が馬術を極めるため、海外修行を積むことになった。華原が参加するのは、日本馬術連盟によるジュニア選手(22歳以下)対象の五輪プロジェクト合宿。馬術が盛んな欧州でもトップクラスで知られるドイツで、毎年2回実施されており、リオまで6大会連続で五輪出場中の杉谷泰造選手(40)も過去に経験した、若手ホープの登竜門だ。

 “オーバーエイジ”ながら同連盟理事から推薦された華原は、「私にとって大きなできごとなので頑張りたい。まだまだ自分のレベルが低いと認識し、世界の壁は高いと味わいたい」と向上心を全開に。ドイツ・ローネに8月下旬から1週間滞在し、現地で試合にも出場予定。所属事務所の尾木徹社長も「いい話だから、ぜひ行くべき」と背中を押し、仕事のスケジュールも調整するという。

 国際大会初挑戦となったこの日は、1分間の競技の中盤にミスがあり、得点が伸びず。「まったくもってダメでした…」と悔しい結果に終わったが、大きな収穫もあった。出場していた1992年のバルセロナ五輪金メダリスト、ピット・ライマーカス選手(60)と対面。「できるだけ経験を積んで、本能で馬と呼吸を合わせることが大事」と金言を授かった。

 「今のレベルで五輪と言ったら怒られます」と朋ちゃんに過信はない。次に目指すのは、短期留学を終えた直後の9月に北海道で開催される「全日本馬術大会」への出場。「遊ぶ時間をレッスンに向ける生活をしていきたい」と目標へ向け、馬と駆け抜ける覚悟を示していた。

 本格的に馬術に取り組むため、華原はこの日の大会でタッグを組んだキャリーズサンの子供で、5歳の牡馬・クラシックを2月に購入した。「相性は最高で、学習能力がある。私がもってないもの」とベタぼれの様子。購入価格は高級外車1台分とみられるが、「維持費が大変なので、頑張ってどんどん仕事をしないと」と本業との“両立”に気を引き締めていた。

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