松本人志と博多大吉が反論 茂木健一郎氏のお笑い批判に

 脳科学者の茂木健一郎氏が日本のお笑いを痛烈に批判したことに対し、19日放送のフジテレビ系「ワイドナショー」で、ダウンタウン・松本人志、博多大吉らお笑い芸人からの反論が相次いだ。

 茂木氏は2月25日のツイッターで、米国と比較して「日本のお笑い芸人たちは、上下関係や空気を読んだ笑いに終止し、権力者に批評の目を向けた笑いは皆無。後者が支配する地上波テレビはオワコン」と批判。3月1日には「日本の『お笑い芸人』のメジャーだとか、大物とか言われてる人たちは、国際水準のコメディアンとはかけ離れてるし、本当に『終わっている』」とツイートし、爆笑問題の太田光、ウーマンラッシュアワーの村本大輔ら芸人からの反論が相次いでいる。

 松本は「全然腹が立たなかったんですよ。茂木さんが全然面白くないから。笑いのセンスが全くないから、この人に言われても刺さらねえぜって感じ。ムカッとも全然来ない」と前置きし、「風刺とか、下から上の人たちになんか言う…笑いの取り方としてはいちばん安易ですごい簡単なこと。誰でもできるんですけど、日本のコメディアンはあまりやらないだけ」と解説。

 実は腹に据えかねていたのか、「茂木」と呼び捨てにする一幕もあった。

 大吉は「そうおっしゃるのも分かりますけど、政治を風刺するお笑いの限界も何となく分かってるから。やったってそんなに大した笑いをとれない。例えば安倍総理でとれた笑いの量と降りかかるリスク考えたら、全く釣り合ってない。そういうことを考えて僕は芸人をやってるんですよ」と、日本の芸人としての考え方を率直に説明していた。

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