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永井豪氏も感慨…「鋼鉄ジーグ」モチーフのイタリア映画が日本上陸

水木一郎(右)から「鋼鉄ジーグ」のカラーをイメージした花束を手渡され笑顔のマイネッティ監督(左)と永井豪氏
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 漫画家の永井豪氏が6日、自身が原作で1975年から76年にかけて放送されたアニメ「鋼鉄ジーグ」をモチーフにしたイタリア実写映画「皆はこう呼んだ、鋼鉄ジーグ」(配給・ザジフィルムズ)の最速上映&トークイベントに、同作品のガブリエーレ・マイネッティ監督と出席した。

 「鋼鉄ジーグ」は主人公・司馬宙(しば・ひろし)が瀕死の重傷からサイボーグとなって復活し、日本征服をもくろむ邪魔大王国と戦うというロボットヒーローアニメ。宙が頭部に変身しメカと合体しロボットになり敵と戦う点が特徴で、悪の兵器が「ハニワ幻人」と呼ばれたり、物語のカギを握るアイテムが銅鐸だったりと、全編で和の要素を多く取り入れている。

 今回の「皆はこう呼んだ、鋼鉄ジーグ」は、ロボットが登場するわけではなく、イタリアを舞台に川に落ちた際に超人的な力を得た生身の男を描く。ただ、ヒロインの女性が「鋼鉄ジーグ」の大ファンで、作中にはアニメを視聴するシーンも登場する。

 永井氏は「まずはうれしいのと、(アニメの鋼鉄ジーグを)つくったのは40年近く前なんですが、イタリアの人に浸透していたのは感無量というか」と感慨深げ。イタリアやフランス、スペインといったラテン系ヨーロッパ諸国で自身の作品が受け入れられていると語る同氏は「ヒーローものですけど、アメリカのヒーローものと違って、莫大な制作費はかかってないですけど、人間味があふれるような作品」と語った。

 マイネッティ監督によると、「鋼鉄ジーグ」のような日本のアニメはイタリア人にとっては自分達のものと言ってもいいような身近な存在で、キャラクターの刺青を入れてしまうのも「普通」だという。

 トークショーの途中では「鋼鉄ジーグ」や「マジンガーZ」といった永井氏の作品でテーマソングを歌った“アニメソング界の帝王”こと水木一郎も登場。フランスでライブをやった際に「楽屋までついてきちゃったのはイタリアの人だった」と、熱心なイタリア人ファンのエピソードを披露していた。

 映画の公開は5月20日から。「ヒューマントラストシネマ有楽町」「新宿武蔵野館」ほか全国で順次上映される。

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