フジ社長 ドラマ「嫌われる勇気」批判に回答 アドラー心理学「誹謗中傷意図ない」 

 フジテレビの亀山千広社長が24日、東京都内で行われた定例の社長会見に出席した。日本アドラー心理学会から放送中止か脚本の書き換えを求められたドラマ「嫌われる勇気」(木曜、後10時)について質問に応じた。

 同ドラマは、心理学者アルフレッド・アドラーが提唱した「アドラー心理学」を解説した書籍「嫌われる勇気 自己啓発の源流『アドラー』の教え」を原案として、刑事ドラマにアレンジしている。日本アドラー心理学会は、同ドラマでの「アドラー心理学」のとらえ方を「一般的な理解とはかなり異なっている」として、「テレビのような公共的な場で、あたかもそれがアドラー心理学そのものであるかのように普及宣伝されるのは、日本のアドラー心理学の啓発・普及に対して大きな妨げになる」と指摘。ドラマの中止か脚本の書き換えを求めていた。番組は通常通りに放送を続けている。

 亀山社長は「抗議文が来たことは承知しています。逆に言いますと、アドラー心理学が一般に知られることを目指していると聞いています。いずれにしても、アドラー心理学を誹謗中傷するという意図はまったくありませんし、それしかお答えできません」と語った。

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