藤山直美、乳がん「治療に専念」 舞台上演中止発表

 女優・藤山直美(58)が、初期の乳がん(右側乳房)と診断され、治療のため休養することが17日、分かった。現在は治療方針を決めるため、通院で検査を受けている。藤山主演で3月に名古屋、4月に大阪で上演予定だった舞台「おもろい女」は全日程中止が決定した。藤山の事務所が、舞台製作の東宝を通じて公表した。

 藤山は10年前から毎年1月に乳がん検診を受けていたといい、今年1月の検診で要再検査となり、2月上旬に初期の乳がんと診断された。全ての検査が終わっておらず、今後、通院検査を継続後、主治医の指示に従って治療に入る。藤山は病気を比較的冷静に受け止め、医師に全て任せる意思を示しているという。治療を受ける地域は非公表とした。

 本来なら20日から名古屋公演の舞台稽古を開始予定だったが、連絡を受けた東宝が協議し、主演舞台の中止を決めた。藤山は「この度は私事により休演させていただくことになりましたことを心より深くお詫びいたします。皆々様に少しでも早くお目にかかれますよう、お医者様の方針に従って治療に専念させて戴きます」とコメントを発表した。

 藤山は昨年も舞台「おたふく物語」「笑う門には福来たる」などで主演を務め、公開された主演映画「団地」のPRにも奔走していた。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

芸能最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(芸能)

    話題の写真ランキング

    デイリーおすすめアイテム

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス