歌手のＡＳＫＡ（５８）が１５日、テレビ西日本（福岡市）の情報番組「ももち浜ストア夕方版」（後４・５０）に生出演し、新曲「ＦＵＫＵＯＫＡ」をフルコーラスで披露した。

　２０１４年５月に覚せい剤取締法違反で逮捕されて以来、初のテレビ出演。社屋外のスタジオから中継する形で登場したＡＳＫＡは、インタビューにも応じ、覚せい剤使用のいきさつなどを語り「後悔も反省もありますね」とした。昨年１１月の逮捕時（不起訴）の採尿の際、お茶を入れた理由は「普通に尿を提出したら、これは白でも黒にされてしまうなと思ったから」と説明。１度目の逮捕以降、覚せい剤は「見たこともないですね」と断言した。

　また「この日が再出発のきっかけとなるか」と問われ、「ある意味、社会になじんでいくためのリハビリの期間だと思っている」と返した。番組冒頭、同局の山口喜久一郎アナが「『地元福岡から再出発したい』という本人の意向を受け、検討した結果、出演の機会を提供させていただくことになりました」と執行猶予中の出演経緯を説明した。