石原良純、父・慎太郎氏の4年振りツイッターに「やってたんだ…」

 俳優の石原良純が6日、テレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」で、父で元東京都知事の石原慎太郎氏が4年ぶりにツイッターを更新したことに、「ツイッターなんかやってたんだ」と驚きの表情を浮かべた。

 番組では、石原氏が4年振りに更新したツイッターについて特集。月曜日コメンテーターの良純にも当然のようにコメントが求められた。

 良純は「朝、ニュース見て、ツイッターなんかやってたんだと。また、やってるんだと…」驚いた表情。MCの羽鳥慎一からなぜ、4年振りに更新したのかと聞かれ「(豊洲市場移転問題で)何か反応、レスポンスした方がいいという思いで始まったんでしょうね。でも、なら直接話して貰いたいと言う人もいるだろうけど、小池さん(都知事)が何も言わないのはおかしいんじゃないかという意味でのツイッターでの反応だと思う」と分析した。

 良純が父に対してコメントすることに小池都知事からは「違和感がある」とツイッターで指摘されているが、羽鳥からは「立場としてコメントすることは何も問題ない」「(慎太郎氏の)性格、行動は他の人よりも絶対わかる」と援護され、良純は更にコメント。

 慎太郎氏がツイッターで「具体的な回答をしていないということであるらしいが、それは間違い」とつぶやいたことに、「(慎太郎氏は)言いたいことはいっぱいあるけど、果たしてそれが通じるだろうか、委細全部答えることができるだろうかという不安もある。覚えてないこともある。それに対し、小池さんはとにかく出てきてしゃべって貰わないとというやり合いが、今ニュースになっている」と語った。

 慎太郎氏は都知事時代に移転交渉は浜渦副知事に任せ、最終決定を了承したとされるが、良純は「交渉が実際どう行われたのかはわからないが、最終決定は知事の権限。副知事からあがってきたものをどう解釈したのか、その部分は答えようがあるんじゃないか」とコメント。

 羽鳥が「交渉は浜渦副知事に任せて…」と口を挟むと、良純は「任せきりだったことがいいことなのか、それは都民も話を聞きたいと思うのはわかる」とも話した。

 慎太郎氏は5日、ツイッターを更新し、「世の中では今もなお、小池都知事による豊洲問題に関する質問状に対し、私が具体的な回答をしていないということであるらしいが、それは間違いです。私は全ての質問に対し、ひとつひとつ記憶を遡りながら誠意をもって回答した。質問・回答の全文は文藝春秋本誌の昨年12月号に掲載した」とつぶやいた。

 番組では、文藝春秋に掲載した慎太郎氏のポイントとして「移転は既定路線だった」「移転交渉は浜渦副知事に任せ、最終決定を了承」「資料開示によってこそ事実が明らかになる」という3点を挙げていた。

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