勘九郎の息子2人が初舞台 父、祖父と同じ 中村屋伝統の「桃太郎」

 歌舞伎俳優・中村勘九郎(35)の長男・中村勘太郎(5)と次男・中村長三郎(3)が2日、東京・歌舞伎座で行われた「猿若祭二月大歌舞伎」の夜の部「門出二人桃太郎」で初舞台を踏んだ。

 12月に本格的な稽古を始めたという2人は勘九郎と弟・七之助(33)が87年1月に同演目で初舞台を踏んだ際の衣装をまとい、堂々の立ち回りを披露。勘太郎は「拍手がいっぱいでうれしかったです」、長三郎は「暑かった」とコメントした。

 「桃太郎」での初舞台は中村屋の伝統で、12年に死去した勘九郎の父・十八代目中村勘三郎さんも59年4月「昔噺桃太郎」を務めた。勘九郎は口上で「この場に一番居たかったであろう、父・勘三郎のように皆から愛される立派な役者になられますよう…」と感極まった口調で話した。

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