米倉涼子 離婚後初の公の場 質問にはチラ見のみ 足早に立ち去る

 女優の米倉涼子が26日、都内で行われた映画「ラ・ラ・ランド」(2月24日公開)のジャパンプレミアに出席した。昨年12月30日に会社経営者の男性との離婚を発表した後では初めての公の場。退場時には離婚に関した質問も出たが笑顔でわずかに視線をやるだけで、答えることはなかった。

 きらびやかな衣装で登場した米倉が「レディースアンドジェントルメン」のかけ声を発してイベントはスタート。ダンサーたちによるパフォーマンスの後に、主演のライアン・ゴズリングとデミアン・チャゼル監督が登場し、観客との写真撮影タイムに。登壇後のトークセッションを経て米倉が呼び込まれ、2人に花束を贈呈した。

 今年のアカデミー賞で13部門に14ノミネートされた作品の主演俳優と監督を前に、ブロードウェーでミュージカル「CHICAGO」(7月3~13日出演、米ニューヨーク・アンバサダー劇場)の再演が決まっている米倉も高揚気味。オーディション攻略法についての話題に、チャゼル監督が「僕がオーディションする場合は何を求めるかといいますと、その役者さんが遊び心もあるか、というところだと思うんです。私はオーディションを楽しくさせようとしてます。ですので、私の方から演出を受けて、ちょっとこういうことをしてみようという遊びができる人、ある意味ひねり出したりできる人を探しています」と語るのに興味津々だった。

 「参考にさせていただきます」と応じた米倉は、司会者からハリウッド進出をうながされると、戸惑いながら「ん?…はい」と微妙な反応をしていた。作品については「絶対楽しめると思ってます。このミュージカル映画を楽しんでください。『ラ・ラ・ランド』最高です」と太鼓判を押した。

 退場時には報道陣から「独身に戻られた心境は?」、「新しい恋はできそう?」、「今年は心機一転?」などの質問も出たが、笑顔でチラリと視線をやるのみで、足早に立ち去った。

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