将棋連盟新会長 佐藤九段が有力 理事選立候補締め切り

 日本将棋連盟の谷川浩司会長(54)と島朗常務理事(53)の辞任に伴う理事選挙の立候補が25日に締め切られ、佐藤康光九段(47)と井上慶太九段(53)が届け出た。元名人で知名度のある佐藤九段が、新会長の有力候補になるとみられる。

 谷川会長と島常務理事の2人は、三浦弘行九段(42)がコンピューターの不正使用疑惑を指摘され、後に不正の証拠はないと認められた一連の騒動の責任を取った。

 佐藤九段は京都府出身。名人2期、棋王2期などタイトルを通算13期獲得したトップ棋士。立候補者が2人だったため2月6日に信任投票を行い、その日の臨時総会、理事会で新会長が決まる。

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