国立劇場にピコ太郎 片岡亀蔵と共演「本物でございま~す!」

 世界的に大ブレーク中のピコ太郎(53)が23日、東京・国立劇場で開催中の初春歌舞伎公演「しらぬい譚」にゲスト出演した。50周年を迎える同所にアーティストが出演するのは初。初日から片岡亀蔵(55)がピコ太郎に扮(ふん)しており、この日限定で共演を果たした。

 四幕目。本物と偽物、そっくりの町娘に登場人物たちが翻弄(ほんろう)されるシーン。片岡による“ピコ蔵”に続いてピコ太郎が現れると、大きな拍手が起こった。「やってきましたー!!本物でございま~す!!」。手拍子に合わせて話題の「PPAP」を披露。約5分ほどで去ったが、会場のざわつきはなかなか収まらなかった。

 ピコ太郎は「テニスで言えば前衛でなく後衛(光栄)。今日は100点。お客さんも熱湯より少しぬるめくらいの温かさだった」と感謝。座長の尾上菊五郎(74)には「舞台を汚すかもしれません」と恐縮しながらあいさつし、「散らかしてくれ!」と返事をもらったという。

 菊五郎が率いる一座は、2010年のEXILE、11年のAKB48など旬の“ネタ”を入れるのが恒例。亀蔵は「歌舞伎の懐の深さ。新しいことを交ぜて、ぐちゃぐちゃやると面白いことができる」と胸を張った。

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