【紅白】紅組が3連勝 嵐・相葉の涙実らず…

 「第67回NHK紅白歌合戦」(31日、NHKホール)

 紅組が昨年に続く連勝を収めた。

 今年はゲストにタモリやマツコ・デラックスを起用し、また映画「シン・ゴジラ」とも大きくコラボ。X JAPANや総合司会の武田真一アナウンサーも巻き込み、数々の“寸劇”を展開するなど、バラエティー色の極めて強い紅白となった。

 その中で、司会&大トリという、白組では初、紅白全体でも美空ひばりさん以来46年ぶり2人目の大役を果たした嵐・相葉雅紀は、「皆さんの夢は人が前に進むために必要なものです。僕たち5人の歌声が、皆さんの明日の力になりますように」と力強い言葉で“主役”としての存在感をアピール。それでも、歌唱前からすでに目を赤くし、感極まった様子。歌唱中にはこらえきれず涙をこぼした。

 お茶の間の投票や会場のファンによる投票では白組が優勢。相葉の涙も実っての白組勝利…と思いきや、結果は紅組の勝利。涙から一転、相葉はぼう然とした表情を浮かべたが、すぐに笑顔で紅組司会の有村架純を祝福した。

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